筋トレで成果を出すために、筋トレと同じくらい大切なのが食事です。食事で十分な栄養をとることで筋トレの効率を何倍にも上げることができます。
筋トレをしている人はタンパク質を摂取するためにプロテインを飲む方は多いかと思いますが、筋トレの効率を上げるためには、タンパク質だけでは不十分なのです。
じゃあどんな栄養素を取ればいいの?と疑問に思ったあなたのために、この記事では、筋トレの効率を上げるためにとるべき3つの栄養素をご紹介いたします。
筋トレと栄養
栄養を十分に摂取できていないと筋肉は成長しません。
筋トレで効率よく成果を出すには栄養がとても大切です。
3つの栄養素
タンパク質
まずはタンパク質です。基本中の基本ですね。
筋トレする人にとって1番大切な栄養素と言って間違いないでしょう。
タンパク質は筋肉のもととなります。
タンパク質をしっかりと摂取できていないと、筋肉になる材料がないので筋肉をつけることができません。
筋トレをしているなら、最低でも1日に自分の体重×2g(体重60Kgならタンパク質120g)ほどはタンパク質を摂取するようにしたいところです。
しかし、1日にタンパク質を120gをとるには1日3食だと1食で40gのタンパク質をとらなければならないという計算になります。
1食でタンパク質を40gとるのは簡単ではありません。
食事だけでタンパク質を必要量取るのは難しいという方は食事と一緒にプロテインを飲んだり、間食でプロテインを飲んだりするなど、プロテインをうまく利用するようにしましょう。
1杯で20g前後のタンパク質がとれるのは非常に助かります。
炭水化物
炭水化物とは糖質と食物繊維のことを言います。
食品の栄養成分表示を見ると
炭水化物 30g
糖質 29g
食物繊維 1g
のように表示をされていることがあります。
ダイエットをしようとする人は糖質制限ダイエットをする人もいますが、筋トレをするには炭水化物が必要となります。
糖質は筋トレの時に利用されるエネルギー源となります。
筋トレの時に糖質が不足していると、タンパク質をエネルギー源として利用してしまうため筋トレの効率が格段に低下してしまいます。
また、筋トレ後にプロテインを飲む方は多いかと思いますが、筋肉の修復には糖質が必要です。
そのため、筋トレ後にも炭水化物は必要となります。
つまり、炭水化物は筋トレの前後に欠かせない栄養素なのです。
また、糖質を制限する=食物繊維の摂取量が減るということにもなりますので、腸の不調を招く恐れもあるのです。
ビタミン
ビタミンは、タンパク質や炭水化物のようにエネルギー源となる栄養素ではありません。
しかし、タンパク質や炭水化物などの栄養素をうまく利用するためにビタミンが必要となります。
ビタミンB1は糖質の代謝に利用されます。
ビタミンB1が不足していると、糖質の代謝がうまくいかず、糖質を摂取していてもエネルギー不足になってしまうのです。
そして、タンパク質の合成にはビタミンB6が必要です。
ビタミンB6が不足するとタンパク質をたくさん摂取していても合成がうまくいかず、せっかく摂取したタンパク質が無駄になってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今までタンパク質しか意識していなかった!という方がいましたら、次の食事から栄養バランスを改めましょう。
食事が変われば体は必ず変わります。必要な栄養素を十分にとって筋トレの効率を上げましょう。